
ドザージュ(補糖)0 へのこだわり
生産者について
創業100年を超える老舗ワイナリー。Bocchoris(ボッチョリス)という名前は、エジプト第24王朝(紀元前727年頃 – 紀元前715年頃)の「最初にワインを造った」と言われる王の名前からつけられました。バルセロナ近郊、ペネデス地区「カヴァの故郷」と呼ばれるサン・サドゥルニ・ダノイア村の畑の、健康に完熟したぶどうのみから造られます。そのため十分な糖度があり、ドザージュの必要がありません。無理に造った瘦せた味わいの「ブルット・ナトゥーレ」とは一線を画す、果実本来の味わいが楽しめる優れたカヴァを造っています。

ワインについて
ブルット・ナトゥーレ Brut Nature

タイプ:白スパークリングワイン
ぶどう品種:マカベオ 40%、チャレッロ 45%、パレリャーダ 15%
標高:50〜700m
収穫:マカベオ・チャレッロ 9月初旬、パレリャーダ 10月
醸造:トラディショナル製法(瓶内二次発酵)。ぶどうはソフトプレスし、マカベオとチャレッロは1時間ほどマセレーション。その後、15〜16℃に温度管理のもと、ステンレス・スティールタンクにて、糖が全てなくなるまで発酵。
二次発酵:1ヶ月半ほど、13〜15℃のセラー温度で二次発酵。
熟成:9〜15ヶ月ほど澱とともに熟成。
ルミアージュ(動瓶):ジャイロパレットで72時間
ドザージュ:ノンドザージュ
アルコール度数:11.5% vol.
テイスティングノート:洗練された黄色で、非常に輝きがあるクリーンな色調。香りは、アカシアとリンゴを思わせる、白系果実のアロマで、強いレモンのノートも感じる。口に含むと、繊細な泡で、シルクのようなテクスチャー。後味には、ピーチやブリオッシュのほか、フェンネルの爽やかな香りが感じられ、余韻は非常に長く続く。
ペアリング:食前酒として。また、温野菜などの前菜のほか、白身肉や脂身のある魚料理とご一緒に。
サービス温度:6〜8℃

ブルット・ナトゥーレ・ロサット Brut Nature Rosat
タイプ:ロゼスパークリングワイン
ぶどう品種:モナストレル 50%、ガルナッチャ 30%、トレパット 20%
標高:200〜700m
収穫:マカベオ・チャレッロ 9月初旬、パレリャーダ 10月
醸造:トラディショナル製法(瓶内二次発酵)。ぶどうはソフトプレス。マセレーションなし。その後、15〜16℃に温度管理のもと、ステンレス・スティールタンクにて、糖が全てなくなるまで発酵。
熟成:9〜15ヶ月ほど澱とともに熟成。
ルミアージュ(動瓶):ジャイロパレットで72時間。
ドザージュ:ノンドザージュ
アルコール度数:11.5% vol.
テイスティングノート:バラの花びらのような色合いで、細かい泡がゆっくりと立ち上がる。香りは非常に芳しく、赤系果実、フレッシュな花、アーモンドのタッチがあり、軽くトーストしたブリオッシュのニュアンスも感じる。口に含むと、濃厚で、爆発的な味わいがあり、クリーミーな泡が口の中を満たし、滑らかで丸みのある口当たり。後味には、果実味とフレッシュなグレープフルーツ、野イチゴのアロマが感じられる。
ペアリング:前菜全般のほか、フォアグラを使ったお料理、モッツアレラチーズなどのクリーミーなチーズ、魚料理とご一緒に。
サービス温度:6〜8℃
栓の開け方

※開栓はコルクを押さえながら行って下さい。
コルクがガス圧で飛び出すことがあります。
・留め具とボトル首部の隙間に、丈夫な棒状の金属(スプーンの柄など)を入れる
・テコの応用で留め具を手前(または奥側)にずらし、留め具を開き外す
・コルクが飛び出さぬよう抑えながら、コルク栓を抜く
(見慣れないと戸惑いますが、シンプルな構造なので開栓は難しくないですよ!
【アグラフ栓】
この留め具は「アグラフ栓」と言います。
アグラフ(AGRAFE、フランス語)=クリップ、ホチキスのこと。
大きなホチキスのような金属の留め具が、覆うような形でコルクを押さえています。
アグラフ栓は、主に熟成中のシャンパーニュに使われています。
近年では、その伝統的な価値や見た目のユニークさから、高級なシャンパーニュにも採用されることがあります。
ソムリエの世界大会「2010年世界最優秀ソムリエコンクール(チリ開催)」のサービス実技で出されたシャンパーニュがアグラフ栓のものでした。