
2億年前の太古の海が美⾷の街バスクの塩に

アニャナの塩の歴史
約2億年前、すべての⼤陸が⼀つになってパンゲアと呼ばれる⼤陸を形成していた時代この地は⼤海原の下に沈んでいました。
その後海⽔の蒸発と地殻変動により岩塩の層ができ、そこに⾬⽔が流れ込み閉じ込められた2億年前の太古の海が、様々なミネラル分を含みながら再びこの地に湧き出てて来ています。
塩は⼈間や動物が⽣きていく上で不可⽋なものであり、古代から「⽩い⾦」と呼ばれてきました。
アニャナの塩は6,500年以上前(新⽯器時代)から、豊かに湧き出る塩⽔を引き⼊れ、太陽と⾵を利⽤して造られてきました。世界で最も古い歴史を持つ塩⽣産地の⼀つです。

アニャナの塩の特徴
アニャナの塩は、⼀切添加物が⼊っていないだけでなく、太古の海のミネラル分を豊富に含んでいます。また、海⽔からではなく、湧⽔からつくられる塩であるため、昨今深刻な問題となっている、マイクロプラスチックの混⼊もありません。
塩造り
塩の⽣産時期は毎年異なりますが、通常は5⽉に始まり9⽉に終わります。
【塩の製造⼯程】
- 塩⽥に湧き出る塩⽔を2〜4センチ注ぎ太陽と⾵にさらします。
- 約4時間後、まずフルール・ド・セル(塩の花)と呼ばれる、薄いフレーク状の結晶ができます。それを壊さないよう、丁寧に収穫します。
- 次に塩⽥内に塩の⼭を1つか2つ作ります。その後、栗の⽊で作ったかごの中に塩を⼊れ、余分な⽔分を取り除きます。

サポーター
美⾷の街バスクが誇る⾷材「塩」として、トップシェフ達が⾃⾝のレストラン専⽤の塩⽥を所有しています。
- マルティン・ベラサテギ(3つ星)
- エネコ・アチャ(アスルメンディ3つ星)
- ペドロ・スビハナ(アケラレ2つ星)
- アンドニ・ルイス・アドゥリス
- (ムガリッツ2つ星)他
添加物は「太陽と⾵」
ESCAMA DE FLOR DE SAL
エスカマ・デ・フロール・デ・サル
フレーク状の塩の結晶
塩田の表面に最初に現れるフレーク状の結晶です。表面張力で横に向かって成長していくため、フレーク状になります。その様子は花が開花するようで「塩の花」と呼ばれています。
最大の特徴はさくさくとした食感で、口の中でかむほどに味が広がり、小気味よいアクセントを与えてくれます。

(税別)
※500㌘サイズもございます
MINERAL DE MANANTIAL
ミネラル・デ・マナンティアル

(税別)
※3,500㌘サイズもございます
細かな結晶の「二番塩 」
塩⽥の中層から底の部分、「塩の花」の下側で育った⼩さな立方体の結晶です。
「塩の花」に比べてマグネシウムやカリウムなどのミネラルを多く含むため、しょっぱさがまろやかで、うまみや⽢味、若⼲の苦味などの複雑な味わいがあります。味の余韻も長く、素材の味を引き立たせます。
限定品 CHUZO DE SAL
チューゾ・デ・サル
純粋で高品質な塩のつらら
おろし金などで削って使用するタイプの塩です。塩田に塩水を運ぶための木製のとい(水路)に、長い年月をかけて成長する純粋な「塩のつらら」です。
まろやかなしょっぱさで、透明感のあるピュアな味わいです。1センチ育つのに数か月かかるため、希少価値が最も高い限定品です。

(税別)
いろはわいん 生産者情報
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