
エスプモーソ・デ・チャコリの先駆け、
女性醸造家のつくる高品質チャコリ
生産者について
アラバ県第2の都市・ラウディオ/リョディオは、紀元964年にはチャコリを作っていたという記録の残る土地。その市街を一望する高台に建つ18世紀のカントリーハウスがベルデュイです。歴史ある建物と街を一目見たいと、ワイナリーツアー目的の観光客にも人気があります。
ベルデュイは、2001年に設立された新しいワイナリーです。設立のきっかけとなったのは、現在の当主であるアンデル、ジョン・ガラステギが、1991年に家族からぶどう畑を譲り受けたこと。当初は農家としてワイン用のぶどうを作り、大手のネゴシアンに卸していました。しかし、自らが理想とするワインを自らの手で造りたいという思いが、徐々に強まります。それには自分たちの目の届く範囲で生産をおこない、品質を向上させることを第一に考え、栽培から醸造・販売まで一貫管理することが不可欠。バスクの象徴的飲み物であるチャコリをピュアに表現し、楽しんで飲んでほしいとの思いからレストランも併設しています。
このような品質第一の姿勢が人気となり、現在、生産量の30%がイギリス、アメリカ、ドイツ、スイス、日本へと輸出されています。

畑について
所有面積7ha。収穫量6,000㎏/haはチャコリの収量の上限(10,000Kg/ha)の約半分で、収量を抑え品質向上を第一に考える姿勢が貫かれています。収穫は手作業で行い、間作を行って除草剤の使用をできるだけ避け、剪定後には新芽を粉砕して堆肥にし、焼き畑を避け、カバークロップはそのまま残します。また、傾斜した地形のおかげで風通しがよく、日光が十分に当たります。栽培は、ビオロジー(認証はなし)。土壌は、粘土石灰質です。生産量は、年間 35,000本。

ワインについて
ARDO APARDUNA Brut Nature Santi Victoris et Santi Jacobi
アルド・アパルドゥナ ブルット・ナトゥレ サンティ・ビクトリス・エ・サンティ・ヤコビ
品種 | オンダラビ・スリ100% |
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土壌 | 粘土石灰質 |
栽培 | ビオロジー(認証なし) |
醸造 | シャンパーニュ方式でつくられたチャコリ地区のスパークリング。瓶熟期間は36か月以上。 |
ドザージュ | 0g/l |
生産本数 | 2,000本 |
「アルド・アパルドゥナ」はバスク語で「スパークリングワイン」の意。古文書を辿ると、964年にはラウディオではすでにチャコリ生産が行われており、ラウディオのガルデア地区にあったサンクティ・ヴィクトリス・エト・サンクティ・ヤコビ修道院にぶどう畑が寄付されたといいます。「サンティ・ヴィクトリス・エト・サンティ・ヤコビ」の名前はここから頂きました。
チャコリ地区で生産されるスパークリングワイン。ラベルにはVT記載がありませんが、単一VTでつくられています。きめ細かく立ち上る泡、春の訪れを思わせる花の香りや柑橘やメロンの香り、ミネラルと果実味のバランスがよく、ボリューム感も素晴らしく、フレッシュな酸が特徴的。アサリや牡蠣とご一緒に。
ARDO APARDUNA Brut Nature Rosado Santi Victoris et Santi Jacobi
アルド・アパルドゥナ ブルット・ナトゥレ・ロサード サンティ・ビクトリス・エ・サンティ・ヤコビ
品種 | オンダラビ・ベルツァ100% |
---|---|
土壌 | 粘土石灰質 |
栽培 | ビオロジー(認証なし) |
醸造 | シャンパーニュ方式でつくられたチャコリ地区のスパークリング。瓶熟期間は36か月以上。 |
ドザージュ | 0g/l |
生産本数 | 1,000本 |
「アルド・アパルドゥナ」はバスク語で「スパークリングワイン」の意。 文書を辿ると、964年にはラウディオではすでにチャコリ生産が行われており、ラウディオのガルデア地区にあったサンティ・ヴィクトリス・エト・サンティ・ヤコビ修道院にぶどう畑が寄付されたといいます。「サンティ・ヴィクトリス・エト・サンティ・ヤコビ」の名前はここから頂きました。
チャコリ地区で生産されるスパークリングワイン。ラベルにはVT記載がありませんが、単一VTでつくられています。きれいなピンク。黒ぶどう100%でつくられた果実味と厚みのバランスの良さが魅力。
Arabako Txakolina Beldui
アラバコ・チャコリーナ ベルデュイ
品種 | オンダラビ・スリ100% |
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土壌 | 粘土石灰質 |
栽培 | ビオロジー(認証なし) |
醸造 | 除梗後プレスし、澱引きします。14℃に温度管理のもと発酵。その後、10~12℃で静置し、フィルタリングしてボトリング。 |
生産本数 | 30,000本 |
黄金色。クリアで際立った濃縮感があり、白い果実とトロピカルフルーツ(パイナップル、チェリモヤ)の香りが際立ちます。乳製品、フレッシュな花の香りで、酸味がよく溶け込み、リンゴの風味、ハーブの香りが感じられます。
Arabako Txakolina Beldui Rosado Ojo Gallo
アラバコ・チャコリーナ ベルデュイ・ロサード オホ・ガリョ
品種 | オンダラビ・ベルツァ100% |
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土壌 | 粘土石灰質 |
栽培 | ビオロジー(認証なし) |
醸造 | 除梗・破砕後、果皮とともにマセレーション。14℃に温度管理のもと発酵。その後、10~12℃で静置し、フィルタリングしてボトリング。 |
生産本数 | 5,000本 |
「オホ・ガリョ」はスペイン語で「雄鶏の目」の意で、伝統的なロゼワインの「雄鶏の目の鮮やかな赤色」を表します。
鮮やかな赤色。金柑、グレープフルーツ、イチゴ、柿のフレッシュな香り。適度にボリューム感があり、生き生きとした酸と旨味がバランスよくまとまっています。後味はふくよかで余韻も長く、華やかな印象を残します。ステーキにもピンチョスにも合う、非常に多彩なバランスの良いワインです。
いろはわいん 生産者情報
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