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株式会社いろはわいん

〒105-0003 東京都港区西新橋1-19-6
桔梗備前ビル603

TEL.03-6459-4715

バソンドア Basondoa

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ナバラで唯一無二のブラン・ド・ノワール

生産者について

バソンドアは、ナバラのトリュフで有名な「ヴァルドルバ渓谷」で、1908年にイベリア半島で初めてブラン・ド・ノワールを造ったイバニェス家が、115年に渡り受け継いできたナバラで唯一無二のブラン・ド・ノワールです。

20世紀はじめ、若きホセ・マリア・イバニェスは、シャンパーニュでスパークリングワイン造りの技術やプロセスを学ぶため、ナヴァラの機関から奨学金を獲得します。1908年以降、地ぶどうのガルナッチャ・ティンタへのイバニェスのこだわりは、ナバラ州政府主催の祝宴の料理メニューにも採用されるなど、地元や輸出マーケットで高く評価されました。ルフィーノ・イバニェスは、父の跡を継いでシャンパーニュの知識を深め、その後、数十年に渡り、いわゆるナバラを代表するシャンパーニュ製法のスパークリングワインを醸造し、兄弟のアントニオとともに、20世紀後半のユニークなスパークリングワインの造り手となり、バソンドアの産みの親である、ミチェル・イバニェスにそのノウハウを伝える中心的存在となりました。

1908年にイバニェス家が、イベリア半島で初めてブラン・ド・ノワールを造ってから115年が経ち、ミチェルが揺るぐことなく、卓越性の徹底的な追求と新たなニュアンスに重点を置いたため、その職人技はこの洗練された、バソンドア・ブルット・ナトゥレ に集約され、そのすべての香りの複雑さは、本質的に1908年と同質と言えるでしょう。

ワインについて

ブルット・ナトゥーレ・ ブラン・ド・ノワール                    Brut Nature Blanc de Noirs

品種:ガルナッチャ・ティンタ100%                                  何十年も前にナヴァラ地方に根付き、この地に適応しているガルナッチャ・ティンタ(果皮は黒色、果肉は白色)。樹勢は中程度で、適切な剪定を行うことで、果実の品質、収量ともに担保したぶどうを収穫。発芽は遅く、樹勢と収量は控えめ。果房は中程度の大きさで、形は多様、 果実は緩め。ぶどうの大きさは中くらいで、果皮が厚く、果汁が豊富なのが特徴。還元糖の中に、生き生きとした豊富な酸が特徴。

畑:オーガニック栽培。それに適した垣根仕立て、斜面にあるぶどう畑を厳選。

熟成:48ヶ月瓶内熟成。

生産量:2016年ヴィンテージは7,800本ほど

色:ややピンクがかった色。
香り:力強く、熟成感のあるアロマで、瓶内二次発酵の澱とともに長期熟成させることから生じる香りに、ぶどうの果実味を思わせる香りが一体となった香り。フェンネルやアニスを感じる。
味わい:美味しく、生き生きとしていて、よく溶け込んだ泡が、口の中を優しく包み込む。ワインに溶け込んだ、繊細な泡。

ペアリング:アサード全般、ビネガーを使ったサラダ、きのこのソテー、揚げ物全般、パスタ、クリーム系チーズ、鶏肉、ノンスモークの肉料理、そしてもちろん魚介類とご一緒に。

現代のライフスタイルの中であらゆるシーンで乾杯の際に。冷やしてお召し上がりください。