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株式会社いろはわいん

〒105-0003 東京都港区西新橋1-19-6
桔梗備前ビル603

TEL.03-6459-4715

ドミニオ・デ・ベルサル

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兄弟が進化させる
古き良きアラベサ 

生産者について

リオハ・アラベサのバニョ・デ・エブロ(Banos de Ebro)にある生産者。


ワイナリーの設立は、100年以上前にさかのぼります。
20世紀のはじめ、現在の当主である3兄弟の祖父であるドミニオ・デ・ベルサル氏が、この地でブドウ栽培を始めたことからこの地でのぶどうつくりがスタートしました。先代である父の世代に交代したのを機に、ぶどう農家からワインメーカーへと転身。1999年に現在の醸造所を設立し、現在は彼らの息子であるホセ、フアン、イニゴ・ベルサルの3人でワイナリー運営をおこなっています。


ワインにはできるだけ手をくわえず、土地の個性を出したいという3人。多くの地品種を植えて、それらの最大限のポテンシャルを引き出すべく、日々、試行錯誤を続けています。

畑・醸造について

所有する畑は、50ha。
80%テンプラニーリョ、10%ビウラ、5%グラシアーノ、残りの5%にマルヴァジア、ガルナッチャ、マゼーロなどが植わっています。
樽熟には、60%がアメリカンオーク、40%がフレンチオークを使います。

ワインについて

 Blanco Blanco Joven

 

ブランコ・ホーベン

品種ビウラ90%、マルヴァジア10% 
醸造15度以下に管理されたステンレスタンクで20日間の発酵。

ビウラとマルヴァジアの個性を存分に引き出した、フレッシュでフルーティな味わい。りんごや洋ナシのアロマ、メロンやパイナップルの甘美な風味に、シトラスのアクセント。フレッシュできりっとした口当たりながら、ほどよいボリューム感があり、長い余韻も楽しめます。 【 “Rioja 2020 Special Report” Tim Atkin:95point 】

 Maceracion Carbonica 

 

マセラシオン・カルボニカ

品種テンプラニーリョ9292%、ビウラ10% 
醸造毎年新ヴィンテージの最初につくられるワイン。伝統的なカルボニック・マセラシオン法で造られます。自社畑で手摘みで収穫されたブドウを使用。房を丸ごとスチールタンクに入れ、定温で発酵。

10~12度に冷やしてお召し上がりいただくのが最適です。夏のアウトドアや、タパスやスナックと一緒に飲むワインとして適しています。

 Crianza 

 

クリアンサ

品種テンプラニーリョ90%、グラシアーノ10% 
醸造30度以下に管理して12日間の発酵。その後、樽(フレンチオーク40%アメリカンオーク60%)で17か月の熟成。

黒系ベリーのしっかりとした凝縮感のある果実味。樽の香りはくどくなく、ほどよい厚みをあたえています。バニラのような甘みもありつつ、きれいな酸が全体をまとめ ています。 【Guia Penin2017 VT2013:88point 】

 Selección Privada  

 

セレクシオン・プリバダ

品種テンプラニーリョ100% 
平均樹齢70年以上 
醸造30度以下に保ちながら12日間の発酵の後、フレンチオークの新樽に移し替えて発酵。その後、17か月樽熟成。

黒系ベリーの香りのあとにスパイス(ブラック・ペッパー、クローブ、サンダルウッド)などの香りが押し寄せてきます。ボリュームある口当たりながら、滑らかなタンニンとバランスの良い酸があり、スムーズな飲み口のワイン。 【Guia Penin2017 VT2013:90point 】

 Graciano 

 

グラシアーノ

品種グラシアーノ100% 
醸造500リットルのフレンチオークで5日間のコールド・マセラシオン。アルコール発酵後、フレンチオークで8か月の熟成。

補助品種に使われることの多いグラシアーノのポテンシャルを引き出したユニークなワイン。 ブラックベリーや黒スグリのような黒系ベリーの香りの後にピンク・グレープフルーツやフレッシュなハーブのニュアンスが漂います。 滑らかな飲み口、タンニンが細かくエレガントに溶け込んでいます。ほのかに甘みを感じるビターチョコレートのような余韻が印象的。 【Guia Penin2017 VT2014:89point 】

 Las Laderas de Jose Louis 

 

ラス・ラデラス・デ・ホセ・ルイス

品種テンプラニーリョ100% 
醸造一部は500リットルのオーク樽で、一部はコンクリートタンクで発酵。アルコール発酵後、一部は500リットルのオーク樽で、一部はコンクリートタンクで8か月の熟成。

シングルヴィンヤードのテンプラニーリョ100%。ベルサル家が昔から所有している区画で、土壌構成、方角などぶどうの生育に最高の条件がそろっています。 カシス、ザクロ、チェリーを思わせる赤い果実の鮮烈なアロマ。最後はローストしたようなフィニッシュ。赤い果実のジューシーなタンニンと、程よい酸味。重みがありながらフレッシュさも兼ね備えたワイン。ジビエやきのこ、赤身の肉、鴨肉、チーズなどと最高の相性です。 【 “Rioja 2020 Special Report” Tim Atkin:95point 】

いろはわいん 生産者情報

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