
ドザージュ(補糖)0 へのこだわり
生産者について
創業100年を超える老舗ワイナリー。醸造を手がけるのはマヌエル・マルティネス氏。
Bocchoris(ボッチョリス)という名前は、エジプト第24王朝(紀元前727年頃 – 紀元前715年頃)の「最初にワインを造った」と言われる王の名前からつけられました。バルセロナ近郊、ペネデス地区「カバの故郷」と呼ばれるサン・サドゥルニ・ダノイア村の畑の、健全に完熟したぶどうのみからつくられます。そのため十分な糖度があり、ドザージュの必要がありません。無理につくったやせた味わいの「ブルット・ナトゥレ」とは一線を画す、果実本来の味わいが楽しめる優れたカバをつくっています。

畑について
アルト・ペネデスで栽培されたぶどうを使用。ぶどう畑の標高は50mから700mで、マカベオは50mの畑、パレリャダは700m、ガルナッチャ・ネグラは200m~700mで栽培。土壌は、粘土質、石灰質、砂質。地中海性気候で、冬は温暖、夏は暑く乾燥した気候です。
ワインについて
Bocchoris Brut Nature
ボッチョリス・ブルット・ナトゥレ
品種 | マカベオ 45%、チャレッロ 35%、パレリャダ 20% |
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土壌 | 粘土質、石灰質、砂質 |
栽培 | リュット・レゾネ |
醸造 | トラディショナル製法(瓶内二次発酵) 。ぶどうはソフトプレスし、チャレッロのみ1時間ほどマセレーション。その後、15〜16℃に温度管理のもと、ステンレス・スティールタンクにて、糖が全てなくなるまで発酵。その後ボトリングし、1ヶ月半ほど、13〜15℃のセラー温度で二次発酵。9〜12ヶ月ほど澱とともに熟成。 |
ドザージュ | なし |
生産本数 | 約75,000本 |
黄金色に輝く淡い麦わら色で、キラキラとした輝きがあり、細かい泡が繊細で持続性のある王冠を形成。香りは複雑で、チャ レッロが優勢。パンを思わせるフレーバーのほか、ほのかに青リンゴのアロマを感じます。クリーミーで、適度な酸が心地よい 味わい。骨格のある、バランスのとれたカバです。温野菜などの前菜のほか、白身肉や脂身のある魚料理とご一緒に。
Bocchoris Brut Nature Rosat
ボッチョリス・ブルット・ナトゥレ・ロサット
品種 | ガルナッチャ・ネグラ 100% |
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土壌 | 粘土質、石灰質、砂質 |
栽培 | リュット・レゾネ |
醸造 | トラディショナル製法(瓶内二次発酵) 。ぶどうはソフトプレス。マセレーションなし。その後、15〜16℃に温度管理のもと、ステンレス・スティールタンクにて、糖が全てなくなるまで発酵。その後ボトリングし、1ヶ月半ほど、13〜15℃のセラー温度で二次発酵。9〜12ヶ月ほど澱とともに熟成。 |
ドザージュ | なし |
生産本数 | 約15,000本 |
サーモンピンクがかった柔らかなベリー色で、細かい泡が繊細にたちのぼる。森の果実の力強い香りや、バニラも感じます。 口に含むと、最初はフレッシュさと酸味の印象のあと、フルボディで骨格のしっかりしたカバへと変化し、素晴らしい余韻が 長く残ります。前菜全般のほか、フォアグラを使ったお料理、モッツアレラチーズなどのクリーミーなチーズ、魚料理とご一緒 に。
栓の開け方
※開栓はコルクを押さえながら行って下さい。コルクがガス圧で飛び出すことがあります。・留め具とボトル首部の隙間に、丈夫な棒状の金属(スプーンの柄など)を入れる・テコの応用で留め具を手前(または奥側)にずらし、留め具を開き外す・コルクが飛び出さぬよう抑えながら、コルク栓を抜く(見慣れないと戸惑いますが、シンプルな構造なので開栓は難しくないですよ!)

【アグラフ栓】
この留め具は「アグラフ栓」と言います。
アグラフ(AGRAFE、フランス語)=クリップ、ホチキスのこと。
大きなホチキスのような金属の留め具が、覆うような形でコルクを押さえています。
アグラフ栓は、主に熟成中のシャンパーニュに使われています。
近年では、その伝統的な価値や見た目のユニークさから、高級なシャンパーニュにも採用されることがあります。
ソムリエの世界大会「2010年世界最優秀ソムリエコンクール(チリ開催)」のサービス実技で出されたシャンパーニュがアグ
ラフ栓のものでした。
いろはわいん 生産者情報
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