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株式会社いろはわいん

〒105-0003 東京都港区西新橋1-19-6
桔梗備前ビル603

TEL.03-6459-4715

アストビサ

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アラバらしいコクのあるチャコリ 

生産者について

2006年に、現在栽培と醸造管理を行うホセ・イダルゴ氏によって設立されたワイナリー。


スペイン北部の大西洋に面したカンタブリア海に非常に近い、アラバ県。その中でも、オコンド村はもっとも北の地域にあり、イサルデ川の渓谷の南岸に位置する村です。臨海地域の気候でありながら、内陸部の気候の影響もうけており、ブドウ栽培には適した場所となっています。ここに6.89haの畑と0.61haの醸造所を所有していて、昨今の人気から毎年少しずつ畑を購入し、生産量を増やしています。


農学博士でもあるホセ・イダルゴ氏とスペインの白ワインの醸造家としてはトップの実力をもつアナ・マルティン氏が、強力なタッグを組んでぶどう栽培から醸造などの技術サポートをしており、ワイナリー内にはホセのアイディアがいかされた最新の醸造技術を備え清潔に保たれた醸造所があります。現在、最高経営責任者ジョン・スベルディア氏が栽培と醸造、運営を取り仕切ることで、ワイナリーはさらなる進化を遂げています。自社畑のぶどうをワイナリー内の醸造所で醸造することで、保護原産地呼称の最上級、単一ブドウ畑限定高級ワイン「ビノス・デ・パゴ」の基準を満たす、高品質なチャコリが造られています。

畑・醸造について

所有面積6.89ha。現在のぶどうは、1996年から2004年にかけて植えられた樹で、オンダラビ・スリが3.6ha、プティ・クルヴュが2.0ha、グロ・マンサンが1.0ha。土壌は、非常に厚みのある白亜紀の石灰岩層で粘土質。有機物質を豊富に含んでいます。栽培はトリプル・グイヨー式で、高さのある格子垣を使用。収量は、ぶどう果実の成熟とバランスを考慮し、約6000kg/haと少なく抑えています(DOでは、13000kg/haまで認められています)。栽培については、極力手を加えない「保守のみ」のポリシー。施肥の必要はほとんどありませんが、必要に応じて植物由来のオーガニック原料の堆肥を使用。害虫と病気の対策は、環境にダメージを与えないよう細心の注意を払いながら、硫黄、硫酸銅を使用しています。自社畑のぶどうは、ぶどうの香りがもっとも高くなった完熟期に2~3日間かけてすべて手摘みします。ワイナリー内にある醸造所で、即座に選別、除梗がおこなわれます。年間生産本は90,000本で、うち30%がヨーロッパを中心とした輸出にあてられています。

ワインについて

 Arabako Txakoli Pil-Pil 

 

アラバコ・チャコリ・”ピル・ピル”  

品種オンダラビ・スリ80%、オンダラビ・スリ・セラティエ(プティ・クルヴュ)20% 
区画オコンド村の自社畑と契約畑のぶどうから  
醸造100%除梗後、17~18度に保った5000リットルのステンレスタンクで酵母を使用せずにアルコール発酵。12月の瓶詰後に出荷。

ラベルには、バスクで盛んだったクジラ漁からイメージされたユニークなクジラが描かれています。 明るく透明感のある色調。梨やりんご、グレープフルーツなどさまざまな完熟したフルーツの香りやフェンネルのようなハーブの香り。酸はいきいきとフレッシュで、クリスピーな泡が食欲を刺激するワインです。炭火焼の魚介類、エダムやゴーダなどのチーズとの相性が良く、また、是非和食とも楽しんでいただきたいワインです。 アラバのチャコリは、基本的にスティルタイプが多いのですが、今回いろはわいんからのリクエストで、新しく天然微発泡を楽しめるチャコリをつくってもらいました。

 Arabako Txakoli Astobiza 

 

アラバコ・チャコリ・アストビサ  

品種オンダラビ・スリ90%、オンダラビ・スリ・セラティエ(プティ・クルヴュ)10% 
区画オコンド村の自社畑のぶどうから  
醸造100%除梗後、17~18度に保った5000リットルのステンレスタンクでアルコール発酵。

 Arabako Txakoli Malkoa “Aged Wines”

 

アラバコ・チャコリ・マルコア・“エイジド・ワインズ”

品種オンダラビ・スリ100%
区画オコンド村の自社畑、ガネコゴルタ山の南側斜面に位置 する最も古い区画のぶどうから  
醸造完熟したぶどうを100%除梗。卵型のコンクリートタンクで20か月シュール・リー。長期の瓶内熟成が可能な、深みのある味わいのチャコリ。

 Arabako Txakoli Astobiza Rose 

 

アラバコ・チャコリ・アストビサ・ロゼ  

品種オンダラビ・スリ50%、オンダラビ・ベルツァ50% 
醸造100%除梗後、17~18度に保った5000リットルのステンレスタンクでアルコール発酵。 

土着の黒ぶどう品種オンダラビ・ベルツァと白ぶどう品種オンダラビ・スリを半分ずつブレンドしたロゼワイン。

 Astobiza Vendimia Tardia 

 

アストビサ・ベンディミア・タルディア  

品種グロ・マンサン100% 
区画オコンド村の自社畑と契約畑のぶどうから  
醸造11月頃の遅摘みのぶどうを使用、2か月フレンチオークで熟成。

甘口タイプのワイン。

 Vermouth 

 

ベルモット 

特徴ボタニカルをワイン、ジン、ブドウのモストで漬け込んだ、1000ℓのスモール・バッチ(少量限定生産)タイプ。アストビサ自社畑のオンダラビ・スリを手摘みして作られた白ワインに、穀物アルコールとアストビサ・ドライジンのジュニパーベリーを加え、さらにブドウのモストを足すことでまろやかさを高め、選びぬかれたボタニカルを種類ごとに最適な時間で漬け込みました。 ボタニカルの中でも特に、ニガヨモギとワイナリー周辺で採れる柑橘類の存在感が際立っています。 50mlのミニボトル入り赤のベルモットがおまけに付いていますので、白でオンザロックを作り、そこに好みの量の赤を加えることでロゼ・ベルモットとしても楽しめます。

透き通った輝き、明るく、レモンのような黄色アロマ:フレッシュ、繊細、複雑で濃厚、リンゴや花、ハーブの香り。 酸味と苦みのバランス良いまろやかなブドウのフレッシュな味わいが口の中に豊かに広がります。バランスの整った良いハーブの服雑味を伴う、青いレモン、オレンジ、グレープフルーツの香り。後味:柑橘系とまろやかな苦みの豊かな香りが長く続きます。

 Astobiza Dry Gin 

 

アストビサ・ドライ・ジン 

特徴アラバとナバラ産の大麦を主とした穀物のアルコールをベースに、100%バスク産のボタニカルを使用。アヤラ峡谷に自生するジュニパーベリーやアラバ特産のイチゴ、バスク各地の柑橘類のほか、アストビサのぶどう畑の手入れ時に採取したぶどうの芽、蔓、葉、花、実、そして畑に自生するスピノサスモモ、ブラックベリー、スペアミントなどを使用。また、チャコリ発酵時の炭酸ガスから抽出したぶどうの香りが凝縮した植物性アルコール物質、チャコリ『アストビサ』もブレンドされています。

100%バスク・テロワールのプレミアム・ガストロミック・ジン。個性豊かで、複雑味があり、たっぷり含まれるジュニパーベリーと、さまざまな植物と柑橘類のフレッシュな香りが絶妙に溶け合った、フレッシュでバランスの良い味食事や団らんのひと時に合う、エレガントなプレミアム・クオリティ・ジン。

いろはわいん 生産者情報

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