menu

株式会社いろはわいん

〒105-0003 東京都港区西新橋1-19-6
桔梗備前ビル603

TEL.03-6459-4715

チャコリ TXAKOLI

チャコリの主要なぶどう品種「オンダラビ・スリ」の名前の由来となった町、オンダリビア唯一の生産者。17世紀に一度チャコリ生産は途絶えていましたが、2011年からチャコリのリリースを開始し復活させました。醸造はチャコリのスペシャリストとして高名な「アナ・マルティン」。クラシカルながら洗練され現代的に進化したこのチャコリは、アルザック(3つ星)、マルティン・ベラテサギ(3つ星)をはじめ数多くの星付きレストランで採用されています。

ギプスコア県アイアでつくられるチャコリ。70年以上にわたりチャコリの生産をしており、生産開始当初は地元の友人や知り合いの飲食店のみで消費されていました。現在は、ミケル・エラスティ(3代目)を中心に生産。ぶどうと向き合い、認証は取得してはいませんが、ぶどうの栽培はほぼビオディナミ。アルコール度数が比較的低く微発泡で爽やかな酸とハーブを感じるタイプです。

非常に珍しいギプスコア県の山側で造られるチャコリ。16世紀に設立された、当時唯一のバスクの大学「オニャティ大学」で有名なオニャティ村にある生産者。生産量のほぼ全量がオニャティ村で消費されています。

この地でのチャコリ生産を復活させたいと願う有志によるプロジェクトが、2002年にゲルニカの生物圏保護区(ユネスコ認定)にワイナリーを設立。すべての畑で自然と融合を目指し、できたぶどうを最先端の技術で醸造することで伝統的なチャコリのみならず、赤ワインやスティルタイプのチャコリなど、発展的、革新的なワインを造り現地ではすでに高い評価を受けています。
美食の街バスクを代表する、ミシュラン3つ星レストラン「アスルメンディ」が手掛ける、新世代高品質チャコリ。すでにスペインワインガイド「ギア・ペニン」でも高評価。

オシェール・バステギエタ氏が栽培から醸造まで手掛けるワイン。彼の父が所有していた畑を継承。栽培は、ビオロジーで、一部ビオディナミ農法を取り入れています。

バスク地方の中でもオンダラビ・スリ・セラティア(プティ・クルヴュ)をメインに使用する、この地ならではのチャコリを造る生産者。2001年に3haの畑からスタートしたがその品質の高さからすぐに品不足になり、吟味しながら畑を増やし今では14haを所有。そこはフィロキセラで放棄されるまで、何世紀にも渡りぶどうを生産していた畑でした。

2006年、アバンド・モユア家によってバスク州アラバ県の小さな田舎町に設立されたワイナリー。農学博士のホセ・イダ ルゴ 氏、スペイン屈指の白ワイン醸造家として知られるアナ・マルティン氏がタッグを組み、自社畑のぶどうを敷地内にある醸造所で醸造することで、よりアラバの特徴を表現したチャコリを造っています。また、パゴ・アストビサは、バスク地方で唯一、グランデス・パゴス・デ・エスパーニャに属しており、スペインのテロワールで最も重要なワイナリーのひとつ。

チャコリを生産する3地域の内、最も新しく2002年にDO認定された、唯一海に面していない山間部の産地。畑の総面積でもまだ100haほどと、生産量も少ないため市場で見つけるのも難しいくらい。伝統的なタイプのチャコリで、爽やか酸味が心地良く、チャコリらしい上品な苦味が全体を引き締めます。

リオハ RIOJA

20世紀はじめ、現在の当主である兄弟の祖父にあたるドミニオ・デ・ベルサルがリオハ・アラベサでぶどう栽培を始めたことが彼らのワインづくりの原点です。父の世代に代替わりしたのをきっかけにワインメーカーに転身。「昨日より今日のワインはさらに良いものとなるように」とたえず進化を目指す三兄弟が現在ワイナリーを運営しています。

ボデガス・ラル・デ・パウラは2005年フェルナンド・メルエロによって、リオハ・アラベサの中心、アラバ県エルビラールに設立されたワイナリー。ぶどう畑はすべて石灰質がメインの土壌、ラプエブラ、ラグアルディア、エルヴィラール、ランシエゴ、クリパンにあり、すべての畑の標高は海抜650mほどとかなり高地にあるのが特徴。「この標高の高さこそが求めるぶどう畑の品質の鍵。」(フェルナンド・メルエロ)

現地バスクのソムリエ達の間で話題になっている、新進気鋭の生産者「オシェール」。そのオシェールが、リオハ・アラベサで造る入魂の赤ワインがリリース!ようやく入荷してきました。自らを「畑と醸造の職人であり、バスクの風景を表現するアーティストでもある。」という芸術家肌のオシェールさん。「輪廻」「永遠」などのテーマを表現した彼のリオハ・アラベサをぜひお試しください。

ビバンコがワインを生産しはじめたのは、1915年のこと。その後、本拠地をリオハ・アルタのブリオネスにうつし、現在、4代目となるサンティアゴとラファエル兄弟と彼らの父親によって現在のビバンコが運営されています。2004年にオープンしたスペイン随一のワイン博物館には、一家の長い歴史の中で集められた絵画や機械などワインに関するさまざまな展示物がみる人を魅了しています。醸造を担当するラファエルは、1975年生まれ。フランス・ボルドーで醸造学を学び、つくられるワインは、透明感がありバランスのよいものに仕上がっています。

2005年オリャウリに設立された生産者。環境に配慮した最新の醸造所、醸造設備でワイン造りを行っており、地熱エネルギーを利用したシステムを導入しCO2排出量80%削減に成功。ぶどうの質の良さがストレートに表現された優美なワインは、ミシュラン3つ星「アルサック」をはじめスペイン全土で1000店舗以上のレストランで採用されています。

ナバラ NAVARRA

ボデガス・カスティーリョ・デ・エネリスは、フェルナンデス・デ・マンサーノス家(現在5代目)によって、2014年に設立された、新進気鋭のワイナリー。マンサーノス家が代々ナバラの南部「カルカル」に所有して来たぶどう畑の健康で良質なぶどうから、新設された最新の醸造設備で丁寧なワイン造りがされています。

100年以上前、1903年にシャンパーニュに渡りその製法を学んできたイバニェス家が造る瓶内二次発酵のスパークリングワイン。ナバラに根ざした品種「ガルナッチャ」100%で造られ、スペインで初めての「ブラン・ド・ノワール」でもある。かつては「シャンパン・デ・ナバラ」と呼ばれていた。栽培はビオロジー。48か月瓶内熟成。旨みを伴うふくよかな味わい。程よい熟成感も楽しめる、上質なエスプモーソ。

カバ CAVA

1984年、ミッシェル・ジルロンが設立したファミリーワイナリー。110haの畑はペネデスの中でも好条件な場所に位置し、農薬や除草剤不使用、有機栽培でぶどうを育てています。常に高品質を保つため、低収量を心がけているのも特徴。生産するすべてのワインがヴィンテージカバであり、最低12か月の熟成を経てリリースされます。細やかな泡が溶け込んだ優雅なカバに仕上がっています。「神の雫」にも掲載されたカバ。

スペイン各地の優良な小規模家族経営のワイナリーの輸出を手掛けるアラエックス社。アラエックスの社長であるハビエルが、世界に通用するエレガントかつピュアなカバを生産したいと立ち上げたワイナリー。できるだけ手を加えずぶどうの旨味を引き出したエレガント・カバをお試しください。

創業100年を超える老舗ワイナリー。Bocchoris(ボッチョリス)という名前は、エジプト第24王朝(紀元前727年頃 – 紀元前715年頃)の「最初にワインを造った」と言われる王の名前から。バルセロナ近郊、ペネデス地区「カバの故郷」と呼ばれるサン・サドゥルニ・ダノイア村の畑の、健康に完熟したぶどうのみから造られています。そのため十分な糖度があり、ドザージュの必要はなし。無理に造った瘦せた味わいの「ブルット・ナトゥーレ」とは一線を画す、果実本来の味わいが楽しめる優れたカバ。

コステルス・デル・セグレ COSTERS DEL SEGRE

ピレネー山脈にほど近いカタルーニャに位置するDO。700ヘクタールの美しくのどかな農場の中に約80ヘクタールのぶどう畑を有しており、完全な生態系が守られた中で健全なぶどうがつくられています。当主は、この地を愛すると同時にフランスワインの愛好家でもあり、繊細で透明感のあるスタイルのワインに仕上がっています。ビオロジー栽培。

ソモンターノ SOMONTANO

「スペインのニューワールド」と評されるソモンターノ。中でも最上のぶどうを産するピレネーのふもと、サカスティーリャ渓谷に2006年設立された家族経営の小規模生産者。現当主ホアキン・ビダル氏はこの地が原産と言われている「ガルナッチャ」を大切にし、他品種とブレンドをしながら独自のソモンターノを目指しています。

ルエダ RUEDA

1949年創業、家族5代にわたりワイナリーの継続と品質向上につとめてきた。ルエダとカスティーリャ・イ・レオンでワインを生産するほか、今ではその手間を惜しんでほとんどの生産者が生産を断念した「ドラド」の生産を伝統的な製法で生産を続けている唯一の生産者。


【食品】

アラバ県の中央に位置するバスク州の州都、ビトリア=ガステイスから30kmのところにある「サル・デ・アニャナ」は、新石器時代から6500年以上の歴史を持つ世界最古の製塩業の一つです。約2億年前、すべての大陸が一つになってパンゲアと呼ばれる大陸を形成していた時代、この地は大海原の下に沈んでいました。その後海水の蒸発と地殻変動により岩塩の層ができ、そこに雨水が流れ込み閉じ込められた2億年前の太古の海が、様々なミネラル分を含みながら再びこの地に湧き出てて来ています。その塩水を太陽と風という自然な方法で塩にしたものが、この「アニャナの塩」です。2億年前から地球が育んだその優しくて深い味わいは、美食の都「バスク地方」はもとより、世界中の星付きレストランで称賛されています。